as a fn of R-J (銀河)
この図で、Gunn & Stryker stars は銀河系の星、銀河は (2) で使った E - Im 銀河である。
遠方の銀河については、カラーの情報を使っても R(Suprime) と F702W の間の等級の変換は
難しいことがわかる。
なお、星も銀河も >8000 A での SED のデータがないので、low z での R-J は計算できなかった。
(4) 考察
R(Suprime) の画像と F702W の画像を重ね合わせて出来た画像は、R(Suprime) と F702W の
レスポンスをある重率で足し合わせた仮想的なフィルターで観測した画像と同等である。
この「仮想的フィルター」のレスポンスを正確に知っておかないと、(2), (3) で見たように、
特に遠方銀河の等級の評価の誤差が大きくなる。
仮想的フィルターのレスポンスを作るには両者の重率を知る必要があるが、そのためには
・積分中の R(Suprime) の平均の throughput (フィルター + 望遠鏡 + 大気の透過率)
・HST の throughput (フィルター + 望遠鏡)
という、いわば絶対感度を知る必要がある。HST の値はわかるとしても、大気の透過率を含めた
Suprime-Cam の平均の throughput を知るのは難しいのではないか。
別法として、もし CL0939 の視野に 5500-8500 A での SED (もしこの範囲で SED が滑らかであれば、
カラーでも間に合うかもしれない) のわかっている天体があれば、それを使って重率を求めることは
できるが…
shimasaku@astron.s.u-tokyo.ac.jp