注意点と問題点

• smoothingのかけかたに問題がある． 例えばフレームのエッジ部には必ずといっていい程スムージングの際のブロックの区切り目が残る． あるいはカウント値が急激に変化するゴミのところや，defect，weak lineなどはこのブロック歪みが目立つ．

• スカイフラットに何枚以上用いればデフォルトのパラメータでうまくいくかはそのとき時によるようである． 従って，処理のログはもちろん，できあがったフラットフレーム（mflat**）は一度は目で見てチェックしたい．

  　　

• 異なるチップのフレーム，バンドの違うもの，ドームフラットのみでは絶対うまくいかない．

• スカイフラットの枚数が極端に少なかったり，１か月以上異なる日のスカイフラットを使うとほとんどうまくいかないが，チップごとにパラメータを少しづつ変えて最適な値をみつけだすことは不可能ではない場合がある．

• chip04に3pixel並んで死んでいるpixelがあり，これらは04の平均値で置き換えている．